飛石川通常砂防事業は平成5年度に事業着手し、平成9年度から国土交通省(当時の建設省)の新規事業である に登録され、特色ある砂防事業として整備を進めてきました。
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※水辺の楽校プロジェクトの概要
現代の子供たちは、屋外で遊ぶこと、集団で遊ぶことが減ってきているといわれています。
また、地球環境問題等に対処していく上で、子供たちの自然体験・自然学習の重要性はますます増大してきており、身近な自然空間である河川を自然体験・自然学習の場として活用することがますます強く求められています。
このため国土交通省では、NPO、ボランティア団体等の地域の方々と協力し子供たちの水辺の遊び・学習を支える地域連携体制を構築するとともに、自然環境あふれる安全な水辺の創出を進める水辺の楽校プロジェクトを実施しています。 |
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国土交通省(当時の建設省)が平成9年度から実施している第9次5ヶ年計画の新規プロジェクトのひとつで、河川や渓流のもつ多面的な機能を、地域の特性を活かしながら保全、育成し、自治体の整備事業を支援していこうという試みであり、子供達が自然に触れ合いながら、遊びの場、学習の場として利用できる水辺の施設設備を行ったものです。
周辺には、むつみ村の飛石グリーンスポーツ施設(電気の里)が平成3年にオープンしており、太陽光発電、風力発電施設を備えてクリーンエネルギーに関する体験の場を提供しています。 |
水力による発電の仕組みについて、実際に水力発電機を稼働させるとともに、同型水力発電機のカットモデルと説明パネルを設置することで効果的に理解できるようにしています。
また、公園内の6基の照明灯に要する電力は全てここの発電によってまかなわれています。
諸元
【水車】 |
【発電機】 |
形式 : 横軸フランシス水車 |
形式 : 横軸単相交流同期屋内形 |
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常 時 |
最 大 |
容 量 |
3kw |
落 差 |
11.8m |
14.3m |
電 圧 |
110v |
水 力 |
0.015m3/s |
0.02m3/s |
周 波 数 |
60Hz |
出 力 |
1.4kw |
2.2kw |
回 転 数 |
1,800rpm/分 |
回転数 |
1,800rpm/分 |
発生電力 |
常時0.9kw 最大1.6kw |
水生動植物に配慮した遊水施設であり、水辺の生態系観察の場として “見て” “さわって” 学習してください。
(予定)
館内には、学習机、本棚、展示棚、用具庫が備えてあり、多目的なオープンスペースとして利用してください。
屋内にはタッチパネル式のパソコンが設置してあり、主に小、中学校の児童・生徒を対象としたクリーンエネルギー、飛石地区の生態系、砂防に関するQ&Aクイズやゲーム性のあるものを取り込んだシステムとなっています。
このシステムを通してエネルギー、自然の大切さ及び、砂防事業の重要性を理解していただけたらと思います。
提体 (本提) : 重力式 |
高 さ |
H=16.5m |
長 さ |
L=76.0m |
コンクリート量 |
V1=6,992u |
計画貯砂量 |
V2=32,440u |
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